雪色小説箱*
□幼馴染みの距離感
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「恭平ー?学校遅れるよ」
そう言って俺の部屋のドアを叩くのは、幼馴染みの幸野智也。
幼馴染みだからって毎朝起こしに来なくたって…と思うのに、
いくつになっても俺を甘やかす。
今年から俺たちも高校生だ。
今日こそはちゃんと、
もう来なくていい、と伝えなければ…
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