雪色小説箱*
□じゃあね、ばいばい。また明日
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近所の公園で、
いっつも泣きべそかいてた男の子。
「男は簡単に泣いちゃだめなんだぞ」
って、ずっと言ってやりたかった。
俺だけが母ちゃんに言われるなんて
不公平だと思ってたから。
でも、いざその子を前にしたら
決まって何も言えなくなって。
「一緒に遊んでやるよ」
って。
つい、言っちゃうんだ。
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