短編集

□お酒騒動
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「お酒飲もうぜー!!」


【お酒騒動】




その日、三神御劔は日本酒を持って室内に入るなり人数分のお猪口を準備し注いでいた

「俺たち未成年」
「御鏡さんに言うか」
「千歳、おつまみ」
「おいっ!!俺と臨がマトモな事を言ったのにそれはなんだ!!聖!!庭に出ろ!!」
「いいだろう、叩き潰してやる」

そこまで会話が続けば臨は聖のそばにあった瓶を見た
千歳はまさか犯罪を犯したのかと脳裏をよぎった

「都霧が作っているぶどう酒で100年物だ」
「良くやった!!それも飲もうぜ!!」


テーブルに座ったのは御劔・臨・聖・千歳

そしてタイミングが良く屋敷に来た涼太と水紀、翡翠とアイリスと響が居た

「じゃ!!皆でいっただきます!!」

ひとり盛り上がる御劔に臨と千歳は毒を用意出来なかった事に舌打ちを吐いていた










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