短編集

□ひと夏の
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「ねぇー道を間違えたのー?」
「中学生が何してるんだよー」
「バカみたいー」

道を迷ったのか御劔が立ち止まり棒を倒し道を確認していると小学生組はそれぞれ不満を言う

「煩い!!今度こそ絶対合ってる!!行くぞ!!」

棒を倒し歩き始める御劔にまた子どもたちが反発した

「原始人」
「役立たず」
「もういい!ぼくがやる!!」
「だ……黙れ!!ここは俺に……!!」
「みんなこっちだよー」

御劔の言葉を聞かず千歳は臭いを嗅いで子どもたちは家に向かって走り出していた

「兄上、計画的に行動してくださいね」




その後、三神の家には宿題がどっさりと届けられた
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