短編集
□泡沫の想い
1ページ/4ページ
―――御鏡の部屋
そこには部屋の主である三神御鏡が自分の部屋にある机の上に寝ていた
どうやら書物の整理の途中で寝てしまったらしい
御鏡は珍しく熟睡をしていて中々起きなかった不意に御鏡の部屋に誰がか部屋に入ってきた
その部屋に入ってきた人物、少女・遠御寺楓が御鏡の為に持ってきた御茶を持ってきたか楓は御鏡が寝ていることに気付いて
彼を起こさないようにゆっくりと近寄った
そして楓は彼の隣に座れば御鏡の寝顔を眺めた
「…珍しいですね…御鏡様が寝ているのは」
と楓は起こさないようにと御鏡を髪を優しく撫でていた