短編集

□泡沫の想い
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だか御鏡は楓を心配そうに見ていて不意に彼女の頭を優しく撫でた
楓は驚いてしまい御鏡を見た

「これなら落ち着きますか?…」

「あ…はい…ありがとうございます」

楓は下に俯きながら御鏡の手の温もりを感じていた
だか彼女の中には罪悪感が溢れていた

こんな自分を優しくしないて欲しい
自分はもう穢れていて御鏡に優しくする権利はない

と楓の心の中はそう思っていたことを御鏡は気づかなかった
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