短編集

□幼児パニック
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子どもの名前はひじり、年齢は3歳
それだけが収穫だった

「あの洋服を準備してきました……それと翡翠さんたちとアイリスさんたちが来られました」

洋服を下に置き頭を下げる楓

「可愛い!!性別、聞いてなかったから、人形持って来ちゃった」
「あら、可愛い幼児がいますわ!」

部屋に入ってくる7人のうち、水紀とアイリスはひじりに近寄りそれぞれ人形とクマのぬいぐるみを渡すとその幼児は嬉しそうに遊び始めた

「可愛いっスね!!」
「誰の子なのだ?」
「御劔さんの子どもですね」

典薬寮の3人がそれぞれ言う中、識は楽しそうに見ており、響は何かが引っ掛かるのか考えていた

「見た事があるんだよな……どこだったか……あっ」

そこでようやく気付き、まさかと思いアイリスを見るがアイリスは子どもと遊んでいた










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