短編集

□ツンデレ赤ずきんちゃん
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面白いキャスティングだね
それじゃ早速、始めて貰おうか
あー逃げた人は……わかってるね?

それじゃ……

昔、むかーしある所にツンデレ赤ずきんちゃんはヘタレすぎるお母さんをイジメながらふたりで暮らしていました

「ヘタレ言うな!!なんでイジメられなきゃ行けないんだよ!?」
「おいヘタレ、狼に喰われてばあさんの所に行け」
「それは赤ずきんちゃんがやること……ぎゃー!!なんで俺に赤ずきん被せるんだよ!!」
「先生、赤ずきんお母さんのが面白いと思う」

そうだね
なら赤ずきんお母さんは狼……その姿で猟師の所に行って貰って死んで貰おうか

「なっ……!?なんで始めっから俺をーー!!」
「行けよ、赤ずきんお母さん」
「それ!もう、赤ずきんちゃんじゃないから!!それお母さんだから!!赤ずきんちゃんは聖だろ!!」

ヘタレ赤ずきんお母さん、グダグダ言わず行ってくれないかな?
『わたし』が作った人形(化け物)に喰われたいなら喜んで贄にするよ

「なんでふたりして俺をイジメるんだよ……!!俺、何か悪いことしたか!?したのか!?なー!!どうなんだよ!!」










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