短編集

□モナドの赤ずきんちゃん
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(水紀)
むかーし、むかしある所に実は兄妹の癖に家族を気取ってる大人しい赤ずきんちゃんがへたれお母さんと一緒に暮らしていました

「今、お前までへたれって言っただろ!?」

(アイリス)
誰がバカお嬢様よ!!
アンタなんて典薬寮の阿呆すぎるお嬢様じゃない!!

(水紀)
あら、なんなら試してみる?

(アイリス)
良いわよ。
後悔させてあげるわ
徹底的にね!

「ちょっと……俺の話、聞いてるのか!?」

(アイリス)
黙りなさい!!
へたれ守護者!!

「うっΣ」

(水紀)
(鎖で拘束)これでへたれは動けないわね

「離せー!!(ゴロゴロジタバタ)」



(アイリス)
手紙が来たわね
なになに、先進めないと……由依さんと遊べないですって!?
仕方ないわね……
じゃ、聖女、おばあさんと……おじいさんの所に行ってきて

「命令するのですね。魔術協会は……それより、何故、おじいさんがいるんですか?」

(アイリス)
それはおじいさんをやりたいって変わり者が居ただけよ?

「変わり者!?それは誰の事なのだ!?」

(水紀)
翡翠でしょ?
あとあの腹黒
ふたりして変わり者よねー

「変わり者って『オレ』の事かな?」

(アイリス)
もう!!
真面目にやりなさいよ!!
やらないと投げるわよ!!(宝石構え)

「私、行きます」










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