短編集

□モナドの赤ずきんちゃん
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(水紀)
ようやく進むわ……
赤ずきんちゃんはおばあさんとついでにおじいさんの家に向かいました

「ついでなのか!?」

(水紀)
イレギュラーなんだから当たり前でしょ?
そこに狼が現れたって魔術師って変わり者多いのね

「失礼だな、典薬寮だって随分変わり者だと思うけど(不気味な笑み)」
「和臣……この場合は黒狼ですか?」
「黒狼は黒猫と違って不幸を呼ばないから狼で大丈夫だ、御玉」

(アイリス)
な……なによ!?
このふたり!!
赤ずきんと狼が結ばれるなんておかしいわ!!

「それは同意見です」

(水紀)
現れたわね
猟師
しかも銃じゃなくて鏡じゃない……

「ここで御玉を取り戻します」

(アイリス)
なんなのよ
このグダグダは!!

「おい、俺を無視なのか?」
「まあまあおじいさん、怒らないでくださいよ☆」
「真面目になるのだよ!!識さん!!」

(アイリス)
あー!!
狼が赤ずきん連れ去ったじゃない!!
まぁ結ばれないから駆け落ちもロマンよね〜

「御玉、幸せになろう」
「わかりました」


(水紀)
そして狼さんと赤ずきんちゃんは幸せになりましたってなんなのよ
このグダグダは!!


「離せー!!(ジタバタゴロゴロ)」




☆終わり☆
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