短編集
□ヘタレ浦島太郎
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御劔「ぷくぷくぷく!!…っ!(息が苦しく顔が真っ赤になり)」
千歳「〜♪〜♪(臨が用意してくれた水中でも空気が出来る札を使っている)」
御劔「ぷくぷくぷくぷくぷくぷくぷく!!(必死に我慢して)」
千歳「〜♪〜♪」
……千歳…早く竜宮城に行きなさい、本当に兄上が逝きます
千歳「だって!ヘタレに由依ちゃんを会わせたくないもん!」
それは私も同じです
ですか、話を進めません
それにそんなに遅くなったら由依様が心配してしまいますよ
千歳「うっ…由依ちゃんの悲しい顔見たくないよ」
とカメは渋々と竜宮城に行きました
浦島とカメは竜宮城の中に入りました
その中は大変美しかったのでした
そして城の奥まで行けばそれはそれは美しい姫がいました
由依「あの…み…じゃなかった浦島様、どうしたんですか?」
御劔「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…カメに殺されかけました」
千歳「あはは!浦島様たらそんな嘘をついてあ…乙姫様、浦島様はさっさと帰るので玉手箱をあげて下さい」