短編集

□お酒騒動
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「このワインはうちの奴だね、あー御劔、君が用意したお酒は確かーー」
「ひくっ……友達から貰ったーひくっ……」

響は御劔を見たが御劔は既に酔っていた

「ヒクッ……うああああっっ!!」

いきなりの泣く声に響が慌てて振り返るとそこには既に酔っ払っている翡翠が居た

他のメンバーはまだ呑んでいたが暫くして酔う人々が増えてきた

「俺、脱ぐッスよー!!」

服を脱ぎ始める涼太

「ヒクッ……みずき……寂しいよー!!」

バタバタと暴れ出す水紀

「俺はツンデレでもないし無口でもないし、俺はちゃんとした人格を持ってるんだからなー!!」

ベラベラ話す聖

「………」

何も話さず顔を真っ赤にしぼーっとしている臨

「ちょっと……あ、アイリス?」

酔わずに皆の看病する千歳

「あら、私に命令する気?ふふっ、このブタどもめ!!私にひれ伏しなさい!!」

何処から持ち出したかわからない鞭を床に叩き付けるアイリス

そして既に机にひれ伏し爆睡している響が居た










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