短編集

□子どもたちの冒険
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屋敷から出ると3人はその足で三神家に向かうとその家の前で顔が瓜二つの少年ふたりがいた

「こんにちわ!!御劔さん!御鏡さん!!」
「聞きたい事があるの!!『神隠し』の事!!知っている事があれば包み隠さず教えて!!」

和臣とアイリスは目をキラキラさせながら言うと御鏡と呼ばれた少年は3人を見た
御劔と呼ばれた少年はふたりの後ろに立っている聖を見て驚いていた

「あの聖が外に出てるぞ!!お前等が引きずり出したのか!?」
「もちろんよ!!私たち以外に誰がするの!?」
「……『神隠し』の事はわたしたちは知りません。そんなことより、兄上と遊んだ方が楽しいですよ?」

御鏡の言葉に和臣とアイリスは頬を膨らませ「嫌だ!」っと即答した

「あのね……千歳くん居る?神隠しの事聞かせてくれたら……その、僕……三神さんたちや千歳くんや臨くんと出来る限り一緒に居るから……お願い、します」

聖は和臣とアイリスが引き下がらない事を確信し、おずおずと言いだしぺこりと頭を下げた










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