彼の背中を越す日まで
□【六幕】芸術コンビならぬ、歳の差コンビ
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「にしてもお前凄いな!オイラでもそこまで早くないぞ?」
帰り道、デイダラくんやサソリさんと話ながら帰っていた
『そ、そうかな...』
褒められることに、まだ体勢がついてないので、そういった時の対処に困る...
「うんうん!...あ、オイラ前から気になってたことがあるんだけどさ、なんで旦那のことは"サソリさん"で、オイラは"デイダラくん"なんだい??」
『え...』
そう言われればそうだ
なんでだろう?気がつけばデイダラくんって呼んでて、サソリさんって呼んでて...
『うーん...雰囲気?』
「あー、なるほどな」
サソリさんが閃いたようにポンと手を叩いた
「つまり、デイダラは餓鬼丸だしだから"くん"で、俺は大人なオーラを漂わせるまさに芸術そのもの、ということで"サソリさん"なんだな。お前、よく分かってるじゃねえか」
「あー、そういうことか。納得〜。....って納得できるかよ!!!!どういう意味だあ?!ごら゙ぁ゙!!」
あ、キレた。