お題
□第六師団師団長
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「予定していた任務期間まではまだ時間がある」
「…え?」
「その辺の町でくつろいでも別に平気だろ」
「良いのですか?」
「師団長自ら言ってるんだ、平気平気。こんなことしてもヴァン達は気にしないし」
はぁ、と呆れる部下。
しかし彼もまた上司の立場を理解しているため、何も言わなかった。
部下が去ると、カンタビレは肩書きとか立場を気にせずに、そこら辺の地面へと寝転んだ。
燦燦と輝く太陽が眩しい。
蒼く澄み切った空。
こんな空を、昔…ヴァンと一緒に見たような気がした…
END
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