ぷちれと一緒に
□番外編〜真っ赤な誓い〜
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亡者でれもんと再会してから、二人は良く話すようになっていた
職それぞれに特色がある中でサマナーはクセが強く、人口も少ない
お互いの状況・気持ちを理解できる間柄になりつつあったのだろう
『なんでPTの募集ないんだろうね〜』
『いあ、PT行ったらまず赤字かとw』
『経験ペナとか訳わからんよねー』
『影にも麻痺キューブ欲しいよな〜』
『却下』
様々な不満・問題があるものの、それを打破できない現状に苛立ちを感じることもあった
そんなある日、ぷちれもんが呟く
ぷちれもん『なんかサマナーって狩場とかで肩身狭くない?』
スフィア『まあ、ちょっと認識が弱いとこがあるのかな』
ぷちれもん『サモンをモンスに向かわせても気付かれてないこととかあるしなー』
サモンへの指示と、向かう行動に微妙なタイムラグがあるため、他から見るとテンポが悪く見えたのかもしれない
スフィアの友達にもサマナーは数人いたが..他の強火力職へと変更していく人ばかりだった
スフィア『やっぱ認識弱いんが問題やねぇ』
しばらくの沈黙の後、スフィアは言った
スフィア『じゃあこうすればいいんだよ!』