ぷちれと一緒に

□妖精の住む谷
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象牙のモンスターを倒していくうちに....強くなっているのが分かってきた

メイジギルドへ行きスキルを確認すると、予想通り複数の召喚用魔法が習得可能になっている

しかし..魔法書が露店を探しても見付けることができなかった..

そこでスフィアは所属しているクランメンバーに相談してみることにした

当時所属していたクランは戦争クランであり、高レベルの方が多く所属していた

引っ込み思案なスフィアは最初、何かを聞くにしてもおどおどしていたのだが....
二次転職を終える頃には気軽に会話に参加できるほどになっていたのである

スフィア『〜〜と〜〜と〜〜の魔法書持ってる方おられませんか?』

と聞くと、スミスである盟主がドサドサッと魔法書を持ってきた

鋼鬼(盟主)『ほい。きっとあると思うよw』

数十冊の魔法書から召喚用の本だけを抜き取り、残りを血盟倉庫に戻す

スフィア『本当に..ありがとうございます』
感謝の言葉を述べると、少し照れくさそうにしている盟主の横顔を見ることができた..


再度メイジギルドに訪れてスキルを習得していく

しかし一つだけ、魔法書がなく覚えられなかった魔法があった

『サーヴィターマジックシールド』
高レベルになるにつれて強力な魔法を使用するモンスターが増えてくる
その魔法からサモンを守るために必要不可欠なのがこの魔法なのであった

これ以上クランのみんなに甘えていてはいけない、この魔法書は自力で手に入れてこよう!

決意したスフィアは、魔法書を求めてフェアリーバレーへと旅立つ
そう、妖精の住む谷へ
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