ぷちれと一緒に

□新種の召喚獣に憧れて
1ページ/3ページ

スフィアがBグレードの防具を装備できるようになった頃だろうか....

大陸では新種の召喚獣が発見され、サマナーの間では様々な噂が飛び交っていたのである

この頃からスフィアはネコと共に戦うスタイルに特化しており、自身が攻撃魔法を使うことはほとんどなくなっていた

その分、新しいネコで何ができるのか....考えるだけでも心踊る気分だったのだろう

スフィア『よおし!あと少しで覚えられるレベルになるから頑張らなくっちゃ♪』


ギランでスフィアがそう呟いた..その頃
アデンでは一人のファントムサマナーが肩を落としていた....

ぷちれもん『ちょお..何この召喚獣....、MPすぐなくなるやん....』

サモンソウルレス
ファントムサマナーが召喚可能な召喚獣であり、高い攻撃力、死体爆破のスキルを持つ

しかし..数分置きに本体にMP持続消費のデバフをかけてくるのだった

ぷちれもん『こんなソロで使えないネタ召喚獣いらないよ....。次の召喚獣こそ実用的でありますように..』

この儚い想いが打ち砕かれることになることを、この時のぷちれもんは知らない....

想いは違えど、二人の新召喚への期待は強く..狩りへ向かう原動力となっていたのだった
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ