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ギリギリチョップな感じですが、追儺もとい節分で一興。



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開高「今日は節分やで。これ言うの三回目やけど、当日間に合うたのは初めてや」

園衞「ですね。豆撒きますか?」

開高「もう玄関で撒かれとったからええわ。史長みたいに出会い頭に撒かれたないし」

園衞「ヨキさんでしたっけ。玄関で撒いてたのは」

開高「豆っつーか銀杏(ぎんなん)撒いてたであの人。そらごっつい笑顔で機関銃がごとくや。あちらさんの方が鬼やで。
笑ろうてしこたま浴びせかけるヨキさんもヨキさんやけど、嬉々と拾う史長も史長やわ」

園衞「あの人は酒の肴を確保してるだけですから。
カシューナッツとかピスタチオとかも投げてましたね」

開高「もうそれ休憩室の納戸の中身ばら撒いとるんやないか。木津宮さんピスタチオ置いとったし」

園衞「あと豆腐も投げてましたよ。大豆繋がりだとかで」

開高「・・・・・・園衞、それ豆撒きちゃう、パイ投げや(つд;*)」

園衞「パイも違うでしょう。お互い驚きの白さはあるでしょうけど」

開高「まぁ、豆撒きはええとして、あとは恵方巻きやな。もう去年みたいな闇恵方巻きは堪忍やで」

園衞「今朝“あくまで食品を巻きましょう”ってお達しがありましたから今年は普通だと思いますよ」

開高「朝イチの定例会議で何さらしとるんや(;´д`)」

園衞「そもそもお茶請けにならないので却下ですけどね」

開高「おま、それ去年も言っとるやないかいwwどんだけ根に持っとるんかいな」

園衞「なので今回はお茶請けになるよう恵方巻きならぬ恵方“ロール”にしてみました」

開高「ロール?って、おっ洋菓子か(/・O・)」

園衞「そうです。因みに、男二人ではどうも雰囲気が煩わしいので青女さんも呼んでみました」

青女「ご相伴に与ります」

開高「よう来たなぁ。
やっぱり菓子やったら野郎だけでつつくより女の子がおった方がええな」

園衞「野郎でロール一本はなかなか難儀しますからね」

開高「絵面が見苦しいわ」



青女「このロール、外側が黒いのね」

園衞「竹炭入りの生地を外側にして巻いてるんですよ。あとは普通の生地と生クリーム、具に見立ててバナナ、キウイフルーツ、イチゴが入ってます」



青女「・・・・・・」

開高「・・・・・・」



園衞「お二人ともどうかしました?」

青女「・・・・・・ごめんなさい。折角のお誘いだけど、私は食べれないわ」

開高「オレも無理や」

園衞「(。・_・?)?」

青女「キウイフルーツが食べられないの。蕁麻疹が出て体が受け付けないくて・・・(´ヘ`;)」

開高「バナナだけはアカン、アレはアカン。食べ物やない、ヤツは黄色い悪魔や・・・(;´Д`)」



園衞「おやまぁ。内容はまともですけど、お二人には鬼門だったみたいですね」

開高「闇恵方巻きも充分フードテロやけど、これはこれで個人的にスイーツテロや(-_-;)
食べれんですまんなぁ、園衞」

園衞「気にしないで下さい。これ試作品みたいなもんですし。


まぁ、おれも生クリームそんなに好きじゃないから食べたくないんですけど」

開高「ちょ、おまwwww
数秒前のオレの気遣いかえせやwwww」





【えんど】


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恒例というほどではないけれど、何故かしてしまう節分ネタでした。
しかも毎度開高くんと園衞んプレゼンツ。
お前ら全体的に仕事をしろwwww

玄関で出会い頭豆を撒かれかけたのも、バナナとキウイがスイーツテロなのも半ば実話で御座居ます。

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