Log倉庫

□sss
7ページ/12ページ





※そんなにゑろい訳では御座居ませんが、品がないので下記の観覧には注意しましょう。













──或る日、その寒空の下。




「久保井さん、こんな所で何油を売ってるんですか」

「あ─やぁ、ご機嫌よう椿君」

「ご機嫌も何もないです。屋上にいる時間じゃないでしょう」

「休憩だよ、きゅーけー」

「そう言って小一時間ほど帰ってないのは私の気のせいですか?」

「正確は五十七分ね」

「射殺してもいいですか」

「その素晴らしく感じのイイ物言い、相当キてるね。仕事立て込んでる?」

「予算の決済前です」

「そりゃ立て込むね」

「何処ぞの無節操な方々のお陰で備品の破損や買い替え、修理を含めて諸々の支出があまりにも多いものですから毎年大変なんです」

「(そのわりに銃の揃えがいいのはそこんとこ君が甘いせいもある気がするんだけどなぁ・・・)・・・心当たりありすぎて何も言えないね」

「ええ。ですから医療費を削減しようか検討してます」

「えぇっ。今さらっとすごいこと言ったよね?しかも一応医務長の前だよ?なになに、治療すんなってこと?」

「一発撃ち込んでも死ぬような人間は採用していません。どうしてもという場合は見殺しにして下さい」

「ちょ、ちょっと眼が若干マジで怖いんだけど(汗)君も軍医なんだからそんなことは」

「すみません、冗談です」

「冗談って・・・眼、笑ってないよ椿君」

「・・・流石に頭を撃てば即死はなくとも死にますよね」

「そ、そこ?(;´д⊂)」

「私としたことが・・・」



「何ってゆーか、ホント疲れてるんだねぇ。そのいつも以上の言葉の凶器もそうだけどさ、君にしちゃ珍しくちょっと背筋も曲がってるし」

「はぁ・・・体に出てますか」

「そりゃ人間だもの。君はあんまり表に出ないようにしてるから気づかないだけで、結構ヤバいと思うよ?最近家に帰ってないでしょ」

「ええ、五日ほど」

「(つまり斐々緒ちゃんに五日会ってないって・・・色んな意味でヤバいじゃん(-_-;))
そ、そう。だったらもう少し部下に任せなよ。紅ちゃんもそうだけどさ、君も自分でやりすぎだって」

「そうも出来ませんよ。
私がすることで一番仕事が少なくて済むんですから」

「(何だかんだ言ってちゃーんと部下を心配してんだよなぁ)

ま、曲がりなりにも輔佐官だもんな。
でもそう言いながら内勤組にも回してないだろ?ナルミー(水崎らしい)見てるとそっちの大変さはよく分かるけど、少しは内勤以外にも回したらどう?彼らもそんな馬鹿じゃないだろうし(多分)
ほら、見てみなさい。(中庭を指す)
元気そうじゃないの。君より背筋伸びてるよ」



「そうですね」


「あ。元気そうってのとは関係ないわけじゃないんだけどさ、こんな話知ってる?」

「何ですか?」

「行事(イベント)か休み明けになるとね、女の子の姿勢が良くなってることがあんの。何でか分かる?」

「・・・さぁ」

「これさ、整体してる奴に聞いたんだけど、姿勢の矯正方法の一つに尾てい骨に直接触って直すってのがあるんだって。
まぁちょっと品のない話になるんだけど、
要は肛門に指突っ込んで直接尾てい骨掴んで動かしちゃえってこと」

「それが女性の姿勢矯正と何の関係があるんです?」

「休暇中彼氏とやることっていったら一つでしょ〜」

「つまり性行為における女性器への挿入が尾てい骨を矯正する要因にもなっている、ということですか」

「昼下がりだからちょっと自粛したんだけどわりとはっきり言っちゃうわけね」

「今更でしょう。私達医療従事者ですよ。体のことで恥ずかしがってどうするんです」

「うーん、君に言われるととっても新鮮。

まぁぶっちゃけるとそーゆーことね。ナニがイイ具合に当たるんでしょ。
今丁度行事(イベント)明けだから、よく見たら姿勢が良くなってる子がいるかもね〜(笑)」

「下世話ですね(すっぱり)
何処を見てるんですか」

「まぁまぁそう言わずに。これも立派な健康管理の一環、一環。観察すると結構楽しいよ?」

「・・・まさか小一時間そんな不埒な観察をしていた、なんて言いませんよね」

「いや、そりゃない。だって今のところ出てくるの男ばっかだし。何が楽しくて掘られてるかどうか見定めなきゃなんないの」

「見ていたことは否定しないんですね」

「あはははは。まぁ部下の心配するなら観察も一つの方法だよ、椿輔佐官。休憩がてらに見ていきなさい」

「風には当たっていきます」

「素直じゃないな〜」



──とか何とか言いながら、肩を並べて眼下を眺める医務長と輔佐官。




「ね、椿君」

「何ですか」


「さらっと流してほしいんだけど・・・なんか姿勢が良くなってるような気がしなくもない子が心持ち多いような・・・」

「私が缶詰めになっている間に聖誕祭(クリスマス)というものがあったそうですね」

「お、おう(無表情が逆に怖いんだけど;)」


「休暇届けや定時帰宅も多かったと聞いています」


「・・・(;¬_¬)」


「年末ですからね」


「まぁ、ね・・・(もう一つ気づいたことがあるが言えない;;)」



「夕美君、姿勢が良いですね」


「狽、げふぉっ」
 (↑咽せた)


「渦嶋君も」



「げふぁっぶぁっ」
(↑呼吸を整える間もなく第二波)



「・・・・・・斐々緒さんも姿勢が悪くなってるかもしれませんねぇ(憂いを帯びた眼)」



「まこっちゃん、今から頼光に休みもらいにいこう?!な?(ノД`)」(←少々涙で前が見えない)



【えんど】




椿さん故障しました。

尾てい骨が〜ってのは本当らしいです。
前にいた学校での話をネタに致しました。
紅さんは無実(?)です。
ヨキさんはの、ノーコメント。



次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ