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「ねぇ、瞬見てよあれ」
「んー?どした麗。副長と生田に何かあんの?」
「何であんな髪がサラッサラなわけ?今朝なんかすんごいどしゃ降りで湿気とか超最悪だったのにさ〜。
アタシなんてもー髪が跳ねるは広がるはで髪型決まんないから休もうかと思ったくらいなのに」
「(ちょっと二人を観察)雨の日とは思えないサラサラ具合だな、あの二人。
オレも今日は苦労してんのになぁ。ゆるやかウェーブなんてもんじゃないよ、ほんと。燎介なんてオレよか更にすんげー自由度だったぜ?見た?」
「見たわよ。諦めて泣く泣く撫でつけてたもんねー。アンタもポマードでも鬢付け油でもいいからつけてまとめてみたら?」
「お断りしまーす。オレはふわっとさらっと(な髪)が売りなの。
それにこれ以上男っぷりが上がっちゃー困るっしょ(笑)」
「いっそ油の滴るイイ男にでもなれば?」
「それを言うなら水だろ。その流れからすると天ぷら揚げた後の油とかぶっかけられそうなんだけど」
「うん。ちょっと菜種油はぶっかけてやろうかと思ったわ」
「ここだと洒落になんねーよ」
「あーそれにしてもほんと何なのかしらあの二人。見てると羨ましさを通り越して恨めしいわ」
「園衞は少し跳ねてるけどさ、副長なんて寝癖すら見たことないもんな」
「寝癖云々は多分性分の問題でしょ。あの人夏でもボタン全部留まってるもの。
何か髪にイイ物とか使ってんのかしら。
・・・・・・柔軟剤とか」
「お前そりゃないよ。それサラサラじゃなくてふわふわにするんじゃん」
「あ、そっか」
「おい、お前らまず柔軟剤のところに疑問を感じろよ」
「あら、七三木津宮君ごきげんよう」
「お、どーしたでこっぱち。ポマードで額が輝いてるぜ?」
「ぶん殴るぞ(怒)」
【えんど】
連れ立つ紅さんと園衞を見ながら世間話をする瞬弥さんと麗さん。そして軽く巻き込まれる木津宮(笑)
三人は同期なので割と仲良しさんなのです。
紅さんは絶対無敵のサラサラストレートなイメージなのでこんな話ができました。
上の三人はどちらかといえば癖っ毛なので羨ましいのでしょう。
流石に柔軟剤は使ってないよ、お二人さん(苦笑)
副産物で出てきてしまった七三きづみんが気になるのは田中だけでしょうか。
あはは、想像できないww