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□parody
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それはたとえばの話。





『気に入らないわけではない』




トントントン、
と軽快なリズム。
まな板でにんじんが踊る。
シュルシュルシュル、
と滑らかなテンポ。
手の中でじゃがいもがくるりと回る。


「園衞、鍋用意してくれないか」

「はーい。そこのお兄さん邪魔ですから消えて下さーい」

「消えろっておい(汗)普通に後ろを通れよ、後ろを」

「リオ、五月蝿い。口動かす前に肉とってくれ」

「はいはい・・・紅も園衞も何か酷くない?」

「呼び捨てにすんなよ、変態(小声でピンポイント)」

「うーわっ、さらっと言いやがった」

「何か言ったか?園衞」

「いいえ、何も(にっこり)」

「ふーん。早く用意しろよ。
・・・っいっ!」

「ん?どーした?」

「いや、ちょっと指切っただけ」

「大丈夫ですか?えーと救急箱は・・・」

「あー大丈夫。持ってこなくて良い、自分で行くから」

「おい。(咄嗟に紅の手をとり、)あんまり動くなよ。意外と傷深いぞ」

「あ。(血垂れてきた)」

「ほらー。言わんこっちゃなーい」




とか何とか言いつつ、お約束のアレが。




 パクッ。

 はむはむ、

 ちゅぱっ。



【状況】
 紅やん指切る→りおさん見つける→そのままりおさん負傷した指を銜える→味わう(笑)




「はいっ。とりあえず応急処置ね。ごちそーさま☆」

「・・・・・・」



「紅さん!」

「Σはっ。な、何だ?!」

「何呆けてるんですか、即刻その指洗って下さい。
(りおさん押しのけ有無を言わさず水道水にin)」

「園衞、そんなに神経質にならなくても・・・」

「何言ってるんです。口内なんて雑菌だらけなんですよ。傷口化膿したいんですか?あ、この後ちゃんとマッキーですからね。買い置きあるんで新しいの開けて使って下さいよ」

「お、おう(汗)」

「園衞ぇーそりゃひどくなーい?ちょーっと舐めたくらいなのにぃ」

「口腔内まで性病のキャリアの人がそんな恐ろしいこと言わないで下さい(ずっぱり)」

「はぁ?!持ってねーよ(汗)至って健康体だってーの!この前の検査陰性だったんだぞ!」

「五月蝿い。お前なんか梅毒で鼻が溶けてしまえ」

「鼻溶けるっていつの時代だよ。つーか剥けてねーよーなガキに言われたかねーよ」

「黙れ、早漏」

「あぁ?(怒)」



「・・・(いい加減絆創膏を貼らせてくれねーのかこいつら)」




【えんど】




パラレル的キッチンでのヒトコマ。
紅さんは二人のどちらかと同居中といういらん設定。
仲はそれほど悪くもないけど、たまに洒落にならない。主にSさんとRさんが。

何がしたかったかと言えば、園衞がマキロンをマッキーて言ったらいいなってことです。
何か隙がある感じで。


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