底知れぬ悪意と

□そして、鐘音
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「あ、でも時間切れだったら、みんな本当に死んでたよ」

「リュータ君、ギリギリセーフだったねー」



心底、嬉しくない。

そう叫ぼうとして、目の前がぐにゃり、と歪んだ。
それが強烈な眠気からくるものだと理解できないまま、うつ伏せで地面に倒れ込む。



「楽しかったー?」

「楽しかったよねー?」

「頑張ったかいあったねー」

「でも改善点もたくさんあるよねー」

「まーそこはおいおい改善してきましょ。ではでは、」


「「まったねー」」










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