【RとP、そしてG】

□第7章
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とりあえず先ずは、所々で聞き込み調査をしつつ西の塔に向かい、そこでバラキア氏に会い、勇者を見つけた後どのように罠にかけるかを相談する。という段取りで動く事になったおれ達。
正体がバレたらおしまいだ。なのに、よりによって爬虫類野郎が一緒とは…。
じっとりと冷や汗に塗れ、最悪の気分でアジトから出て来たおれ達の前に降り立った爬虫類野郎は、例の真っ赤な目を吊り上げて、キイッと笑った。
「アンタら特殊任務だって?へえ、じゃあ、業者じゃねえんだ?」
うっ。焦燥感。コイツまさか…もう気付いてる?
「まあ乗れや。腕がアレだからカゴに乗ってもらうがな。」
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