03/06の日記
10：33
Collaboration①＜Sherry&Emile
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ヘロ～ Sherry Muが来てやったぜ？
hello なんでこんな素行の悪そうなお坊ちゃんと一緒なのかは分からないけど、Emileです。
あァ？なンだ手前ェケンカ売ってんのかァ？
年端もいかないお坊ちゃん相手に誰がそんな事。まぁいいさ、今日は筆者の一枚の殴り書きのようなものを持ってきたんだよ。前にこのお坊ちゃんの似顔絵を描いたように、今度は我が麗しき祈織の似顔絵を描いたみたいだね。
そら。
ヘェ～……ガキじゃん。
………その眼ごと、祟ってやろうか？お坊ちゃん。
………アンタ、そんな黒い顔すんのな……。
コホンッ……いや？祈織に盾突く悪党さえいなければ、俺は万人に優しいよ。とはいえ、実際の祈織はこの似顔絵の百倍…いや一万倍は美しいけどね。満月の瞳と鈍色の髪、白く揺蕩うシルクの布地を思わせる白肌にすっと引かれた紅の唇。どんな芸術品も及ばないね。
……キショ。
何か言った？
……あァ～？なんでもねェよ。もうそんくらいでいいだろ？そいじゃあついでにコレも出しとくか。
――っ？！それはいい！そんな物見て誰が喜ぶものか！！
はァ？知～らねっと！そらよォっ！
………はぁ………。似顔絵だ、こんなもの。
ん～？まァな……こいつは白黒だが、アンタ髪は赤茶だし目は緑だし、服は真っ赤だし、随分と派手だもんなァ？
白髪に紫の服着てる君に言われたくはないね。
………まぁいいさ、とにかくこれを出してこいってことなんだから、俺達は晴れて任務を果たしたってわけさ。じゃあ君といたってしょうがないし、俺は祈織の元へ帰るよ。
あっそ……。俺もルナのとこ行こっかなァ～～～っと！待った待った！質問！
………なんだい？
アンタさ、いくつなんだァ？さっき似顔絵出したガキが１５だっけか、とても年近いようには見えねェんだけど。
もう死んでる人間に年を聞くかい？まぁ、死んだ時の年齢なら、２３だよ。
はァ？！
………見えないの？
いや……見えねェってこたねェけどさァ………。
なに？
……ンや、だってさっきあのガキのことつらつら言ってたけどよォ……（ロリコンじゃね？）
………なにか言いかけた？
…なんでもねェ………とりあえず帰る！じゃな、亡霊！！
…失礼だね……まぁいいか。さて、祈織の元へ帰ろう。
じゃあ皆様、また後日。今度は祈織を連れてこようかな。その時にさ、彼女にドレスを着せたいんだけど、手伝ってくれる？何度か言ってるけど本当に嫌がられて、俺も困ってしまっているからさ。
じゃあ、頼んだよ？
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