08/25の日記

03:28
おそ松さん夢ヒロイン設定
---------------
松野 松子
・松野家長女、第四子
・兄松は兄さん呼び、弟松は呼び捨て
・松子だけ二卵性のため似ていない
・そっくりで息ぴったりの兄弟達との距離を感じていて、1人女であること、兄弟達の間を割って生まれてしまったことがコンプレックス
・本当はみんなと同じように輪に入りたい願望
・六つ子の7人目であることは公言していない
・喧嘩っ早い兄弟に囲まれて育ったため女としては力が強い方で、また頭を使って状況を打破するのが得意
・実は結構結構兄弟達に大事にされているのだが気づいてないし兄弟達も気付かせない
・上記のコンプレックスのせいで「七つ子」とは絶対に言わない


……………………………………………

*松野家長女(第四子)の話

事実を一般的な言葉で述べるならば、確かに私松野松子は七つ子の一員である。
しかし、人にそう自己紹介をしたことはない。
七つ子、さらに言うならば、二卵性七つ子。
元々一つだった一卵性の6人の兄弟達と、本来は別に生まれるはずだった。
それがどういう因果か、その6人のちょうど真ん中を割るように生まれてしまった。
性別の違いはもちろんのこと、黙っていても並んでいれば六つ子だとわかる兄弟達と違い顔が瓜二つで名前を当ててもらえないということもなければ、動作や発言がシンクロすることもない。
幼い頃からのその経験と環境は「自分は仲間はずれなのだ」と自覚するには十分すぎた。
それに加えて、兄弟達自身も、兄弟間では恐ろしく執着するくせに、私に対してはまったくそんなことはない。
こうなるといっそ、3人の兄達と3人の弟達のあいだを割って生まれたことに申し訳なさを感じるレベルだ。
本音を言うと、寂しい。
でも、どうしたって私は「俺はお前で俺達は俺」になれないということもよくわかっている。
「私だって」と「私なんて」の葛藤とコンプレックスを抱えてかれこれ二十余年。
諦められたことも解決を見たこともない。
ただただ六つ子と一緒にこの世に生み落とされた運命を恨みがましく思うしかなかった。

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ