L月小説
□悲劇のデェト
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「あれ?_おい松田、竜崎と月はどこ行った?」
キラ捜査本部で、いつもならパソコンや書類とにらめっこしているハズの2人の姿がないのを不思議に思い、総一郎は近くにいる松田に尋ねた。
「やだなぁ〜局長。今日は月君とミサミサのデートの日じゃないですか!竜崎と2人でミサミサの部屋に行きましたよ。」
「あぁ...そうだったな。松田、すまないが弥の部屋のカメラをつけてくれないか?」
「わかりました〜」
この間のデートでは、月と竜崎が殴り合いの喧嘩をしていたから、親バカな総一郎は心配なのだ。
(しっかり見張っていなければ。もし、また月に手を出すようなら(正確には足だが)血祭りだ竜崎!!!)
「「きょっ局長!?」」
いきなり般若のような顔つきで、銃に弾を詰め始めた自分達の上司に、松田と相沢は本気でちびりそうになった。
「いいから早く繋げてくれ!!!」
「はいぃぃぃ」
泣きそうになりながら松田は、震える手に力を込めて、モニターのボタンを押した。
途端、何も映ってなかったスクリーンの画面に、3人の姿が映し出された___