L月小説

□肥満のうちに入らない
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朝の捜査本部

そろそろみんなが目を覚ます頃、ある男の悲鳴が木霊した。



「◎×▲△○*#£¢!」
「うるさいですよ月くん。それに、叫ぶならちゃんとした日本語で叫んで欲しいです。」



朝の爽やかなはずの目覚めを台無しにされて、竜崎はちょっぴりご機嫌斜めだ。

すると、月の奇怪な叫びを聞きつけた捜査メンバーが、月と竜崎の寝室に駆けつけてきた。



「どうしたの月君!?凄まじい悲鳴が聞こえたけど!!」

「竜崎ぃぃぃ!!!貴様とうとう月に手を出したな!!!!!」



何やら勘違いをして、ライフルを片手に持った総一郎の跳び蹴りが、見事竜崎にクリーンヒットした。



「いたっ!何するんですか夜神さん。違いますよ。手なんて出してません!---------・・・まだ。」

「まだ!?まだって言ったな今!!!よぉしいい度胸だ、成敗してやるぅぅぅ!!!」



本気で竜崎を撃ちかねない総一郎に怯えながらも、いつものように相沢が仲介に入る。



「きょきょ・・・局長っ、その辺にして下さい!

...それより、どうしたんだ?月君」

「それが...」



月のいつもと違う様子にそこにいる全員が月に注目した。
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