08/11の日記

23:55
七不思議
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竜崎の行動、思考は常に理解不能


いつも予想外の事をやってのけてくれる


本当に期待を裏切らない男だ___








大学の渡り廊下に2つの影が並んで歩く


黒というイメージがぴったりな男は、ポケットから取り出した飴を口の中に放りこんだ


月が見ていた限り、確かこれで23個目だ



竜崎のジーンズに視線を移すが・・・本当にアメが入ってるのか疑いたくなるくらいポケットはぺったんこに潰れている。



ポケットの中身が気になって気になって、月は竜崎の両サイドのポッケの中に手を突っ込んだ



「あれっ?ない…」



懸命にポケットを探っても、それらしき物はどこにもなかった





「セクハラですか月くん」



キャンディを口の中でコロコロ転がしてにまにま笑っている





「竜崎っ、その飴どうやって...」

「このアメですか?
こうやって出したんですよ」



竜崎がポケットをポンッと一叩きして、何もなかったハズのポケットに手を入れたら、不思議な事にアメが姿を現した





「う・・・ウソ...」





不思議な光景を目の当たりにして、月は顔面蒼白になって固まった



竜崎は、硬直した月を楽しそうに眺めて、24個目の飴を舐め始めた







だけどこの飴の話なんてまだまだ序の口

竜崎には未だ解明できない不思議がある



きっとこの男と長くながく付きあっていてもゴク僅かの人間にしか、、、もしかしたらその僅かの人間でも、一握り程度にしか解らないんじゃないかという位予測不可能なのだ



月の竜崎に対する謎は、追求するばするほど、どんどん深まっていくばかりだった・・・











♪チャンチャン♪
マジシャン竜崎(嘘)
ありえない……
えっと……;イメージソングはビスケットの歌でお願いします…
ポ〜ケットの中にはビスケットがひ・と・つ!みたいな(みたいなじゃねぇ)

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