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□ハートの炎を灯すランプ
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「…あ、サンジくん…おかわりお願いできる?」


「…え?は、はいナミさん。ただいま」

ふぅ〜

みんなの前でなんなのよもう。

昨日の事があるから

変に意識しちゃうじゃない。







そう昨晩、

見張りのロビンを除いた全員が
宴会の後のキッチンで雑魚寝をしている中

航海日誌をつける私の向かいの席で

彼はテーブルについた両腕に顎を乗せて上目遣いでじっと私を見ていた。



「あの…エース?」

「ん?」

「そんなに見つめられると、私穴あいちゃうなぁ〜…なんて」

「ハハ、そりゃあ困るな」

なんたってこんな状況で私に構うのだろう
この男は。



「エースは寝ないの?」

「あぁ、眠くない」
「そっかぁ…じゃあ私航海日誌つけ終わったし、そろそろ寝ようかしら」

「おぅ、一緒に寝るか?」






「…え?」
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