リク小説置き場

□VD・RUN
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「チョコくれ」



「は?」



今日の一発目のルーシィとグレイの会話。

「は?じゃなくて!今日バレンタインだろ!」

「え、ああ…うん…でも私女の子にしか作ってないよ?」

友チョコかよ…!
勝手にショックを受けてるグレイを放置し、「あ、ミラさ〜ん」何て言って、他のところに行ってしまった。

すると、次はナツとハッピーがひょこっと現れた。

「ルーシィ!」
「「とりっくおあとりーと!」」

「いやそれ違うし!」

さすがルーシィ、ビシッとつっこみを入れる。

「え!?そうなのか!とりあえずチョコくれ!」

「あい!魚型じゃなくてもいいよ!」

「あんたたち…チョコ食べたいだけでしょ?」

そこらへんに(なぜか)置いてあったチ○ルチョコを上げたら、満足したのか、どっかにいった。多分他のメンバーからも貰うつもりだろう。

「ふっ…ナツたちはまだまだ子供だね」

と金髪グラサン…あ、いやもといロキ登場。

「という事でルーシィ!僕に愛のこもったチョコを…!」

「主人のゆうこと聞かずに勝手に出てくるような星霊にチョコなんてあげるわけないでしょ!」

と、頭にこぶをつけて星霊界に帰ってしまった。
それと同時に、なぜか青い天馬の連中が集合。
なんでだよ!というツッコミには「大人の事情です」と言って解決とさせて頂こう。

「ルーシィさん」

「あ、ヒビキ!」

ニコ、と爽やかイケメンの笑みを浮かべ、

「チョコ…くれる?」

「いやいきなりだな!!なんかワンバウンド入れようよ!」

つっこまれてしまい、結局甘いチョコなどまらえずじまい。

そんな具合に、一日は過ぎて、ギルドのみんなも帰る時間に。

もちろん、ルーシィも。

「良かった…あいつ本命がいるってわけじゃなさそうだったな…」

ずっと見張っていたグレイが、帰り道の途中でつぶやく。
あの後一日中見張っていたが、エルザやレヴィなどの女子メンバーにはあげていたが(明らかに義理なナツ・ハッピーは除く)、男にあげてる様子はなかった。

「はー…でも義理でもいいから貰いたかったな〜…」

家の前に着き、鍵を用意した。

すると、ドアの取っ手をつかもうとした。

「…ん?」

取っ手に何かがぶら下がっている。袋だ。

「コレ…バレンタインデーのか…誰からだ?」


メッセージカードを開くと、最後には「L・H」と書いてある。


「…!?」

今日ギルドにいる間ずっと見張っていたから、恐らくグレイが家に出た後から見張るまでの間においていたのだろう。

とりあえず、ルーシィのところに行かないと。

そう呟き、走り出す。



あとがき
これグレルーですね、ごめんなさい…!
総受け書いたことないしあんま読んだこともないからつい…!
でも頑張ったから!ごめんなさい!笑

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