短編log

□君の待ち受け!!
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キミの待ち受け!!











「あ、猫…」


下校中に通りがかる公園で、猫を見つけました


「おいで」

「みゃあ」


無類の猫好きな私は、撫で初めました。人に慣れているのか、すり寄ってきてくれます。


「(かわいい…)写真を撮っていい?」

「にゃあん」


手を舐めてくれたので、許してくれたと信じます。




でも…







「……上手くいかないなあ」


片手は撫でているので、けっこう手ブレしてしまいます。

ぼやぼやの写真ばかり…











「…紫音、さん?何をしているんですか?」

「速水先輩。」


声をかけてくれたのは、速水先輩でした。

ケータイ片手に猫を撫でながら、速水先輩に訳を話しました







「それなら、俺が撮りましょうか?」

「え、いいんですか?」


全然構いませんよ。と、速水先輩が言ってくださったので、お言葉に甘えることにしました。


「あ、紫音さん。よろしければ、俺のケータイで撮って送りましょうか?」

「え?どうしてですか?」

「俺のケータイ、他の機種より画素数が多いので、すごくキレイに撮れるんです。いかがですか?」


この猫ちゃんが、よりキレイに撮ってもらえるのでしたら…


「では…甘えさせていただきます!」


















「速水先輩、ありがとうございました!すごく可愛く撮れてます…!」

「いえいえ…。あ、待ち受けに困っているなら、その写真にしたらいかがですか?」

「…そうですね!考えてみます!あ、どうして私が待ち受けに困ってるって…?」

「浜野くんが言ってました」

「そうなんですか!浜野先輩にありがとうございますって、伝えてください。速水先輩も、ありがとうございました!!」


















************






2番手は速水くんでした。浜野と来たら速水という、謎の俺イメージ

だけど、次の人は小さな彼ではありません。ツンデレだし



速水くんは機械強そうだなって思って、ケータイも良いモン使ってんじゃねえかなと


キレイさを売りにした







前回の拍手は、+αを書いてbookにいれました









では!
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