10/16の日記

12:49
唐突に小話(青桜♀)
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唐突に始まり唐突に終わる大学生峰さん×中学生良ちゃん



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中学生にしては発育の良い、柔らかな女の身体。出るとこは出てて、近付いてみればたちまち、甘ったるい香りを漂わせてくる。
それでも、良はまだ発達途上。成長期などとうに過ぎている、大学生の俺とは違うのだ。だから、手を出してはならないのだ。そんな事、頭ではわかっているのだ。けれど



「…重たいですよ、大輝さん。僕、何かしました?」



仰向けに寝転がして、身体の上に乗っかってみたって、良にはその意図が伝わらない。身体に反して、その精神は未熟で幼いのだ。だから、俺がどんな劣情を持って良を押し倒していても、こいつにとっては、じゃれあいの延長線上なのだ。…そんな無垢なところに、どうしようもなく惹かれる俺がいる。
こてり、と首を傾げる仕草が、可愛らしくて仕方がない。瑞々しい唇についつい目がいって、生唾をごくんと飲んだ。
止めるべきなのはわかっているんだ。今までのように、ばーかイタズラだ、なんて言ってから、脇腹をくすぐって誤魔化せば良い。そう思う、のに、



「良……」



掠れた声が喉から出た。常とは違う俺の様子に気づいたのか、良はもう一度俺の名前を呼んで、首を傾げた。あぁもうダメだ、堪えられない。俺は良が、純真無垢で妹のような存在であったこいつのことが、たまらなく



好き、だ。



愛したい。



「へ………?…大輝、さん?」



目を丸くしている良の姿が写る。そりゃそうだよな。近所の兄ちゃんくらいにしか思ってなかったやつが、突然ファーストキス奪ってきたんだもんな。驚くのも、無理ねぇよ。けど、ごめんな。



もう、止まってやれねぇわ。








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