しゅごキャラ!
□好きすぎて
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夏休みのとある日。
部活もなく、友達たちは用事があって会えず、家族も全員出かけてしまっている。
最近は×たまも出なくて凄い平和だし、彼女も仕事で忙しくて会えないし、ダイチはキセキたちとなんかやってるみたいだし。
まあ何が言いたいかと言いますと、とにかく暇なわけで。
ちょっと散歩にでも行こうかなぁと、外をうろうろしてたら本屋にて彼女の姿を発見。
“ほしな歌唄ニューシングル発売予定”なんて大々的にポスターが貼ってあった。
そういえばいつから会ってない…なんてことをポスターを見ながら考えてしまう。
だって、会えないのなんか、仕方ない。
なんたって相手はあの大人気歌手“ほしな歌唄”なんだ。
優先すべきは仕事やファン。
俺なんか、みんなが見れない彼女の顔だってたくさん知ってる。
メールや電話だってしてる。
「…俺は彼氏なんだから、」
みんなが羨むことだってできるんだから、我慢!我慢!!
「…っつーたって、やっぱ会いたいもんは会いたいよな。あー…歌唄、次はいつ会えんだよ」
――――――
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―――
「で、しばらくポスターの前で「歌唄…歌唄…」ってやってたら、その日の夜、夢に歌唄が出てきたんだよ!!」
「空海…よく通報されなかったわね。ま、私が今からするけど」
「待て待て待て」
「あんた、なんとなく気づいてたけど…やっぱ変態ね」
「いやいや変態じゃねーから!…て、おい、待て。バッグ漁ってケータイを探すな!」
好きすぎて
(大体、そんなに会いたいなら言えばいいのよ。ポスターなんか見なくたって私がいるってのに…)
(歌唄…!!)
(ふん、私のこと好きすぎるわよ)
(これくらいがちょうどいいんだって)
end
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実は友達の実話だったり。
あ、やべ、今のダジャレじゃないよ!(黙れ)
大好きなアイドルのうちわを見つめながら「○○くん…○○くん…」とやっていたところ、夢に出てきたそうです。
ちょっと相葉さんで試そ(はぁはぁ)←
あー何故私の家には宮田と薮くんのうちわは無いんだOTL
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