しゅごキャラ！
□いつものお返し
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「…」
「…」
「……」
「……ねぇ」
「………」
「………ねぇ！」
「…………」
「…………りまちゃん！」
「……ふん」
僕は今、僕の彼女…りまちゃんとロイヤルガーデンにいる。
もちろん二人きりで。
いつもならすごい嬉しいんだけどな。そう、いつもなら。
残念ながら彼女は今かなり機嫌が悪い。
……というか怒ってる。
……何に？
僕、りまちゃんに何かしたかな？
まったく身に覚えが…あ。
「もしかして僕が意地悪するから怒ってる？」
りまちゃんの照れた顔が可愛いから意地悪してたけど…。
さすがにいじりすぎたかな？
「ごめんねりまちゃん。もう意地悪はしないよ……多分」
「多分ってなによ」
「あははは」
「…別に、意地悪されるのが嫌で怒ってるわけじゃないわ」
……りまちゃん、今の意地悪されるのは別に嫌じゃないって言ってるようなもんだってわかってるのかな…。
でも、意地悪が違うとすれば…うーん…。
「僕の作るお菓子があまり美味しくなかった？」
「…すごく美味しいわよ」
「あ、ありがとう…。じゃあ僕がりまちゃんにくっつぎすぎとか」
「自分でそう思うならやめなさいよ。…違うわ」
「う゛…。じゃ、じゃあ、この間なでしこになった時に、あむちゃんに抱きつかれたから」
「…たしかにムカつくけど違うわ」
「じゃあ…僕がりまちゃんのことりまちゃんって呼んでるから」
「…え？」
「だから、僕がりまちゃんは彼女なのに、ややちゃんやあむちゃんと同じように呼んでるから怒ってるのかなーと」
「……」
あれ、図星？？