その他

□智くんの作戦
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「翔くん、翔くん」

「なーあーにー…って、近っ!!」



楽屋で新聞を読んでいるところ、智くんに呼ばれ顔を上げてみれば目の前に智くんの顔があった。

つか、近すぎて顔見えない…。

と、思いきや
気づけば智くんは俺の鼻にキスをしてきた。



「…は??」

「ふふふ♪」



俺は智くんの行動の意味がわからず、固まるしかなかった。



「あらら固まっちゃった?ならもう一度…」

「っな…///」

「「あーーーっ!!!!!」」



脳がなんとか起動し、二度目の鼻kissに抵抗しようとしたときだった。

撮影から帰ってきた、にのと相葉ちゃんが楽屋の入り口で叫んだ。



「あーあ、来ちゃった」

「『あーあ』って…智くん…!!」

「ななな何してんすか…!!」

「ちょっとリーダー、俺の翔ちゃん取らないでよ!!」



ああ、可愛い俺の彼女が『俺の翔ちゃん』ですって
あー…
今すぐ抱きしめてキスしてー
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