Second love 〜初恋の人に似てる君〜
□ドッキリ。
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「んー…まだ眠いぃ〜」
「だーめ。起きなさい。ご飯よ!」
「〜〜もうっ!分かったよぅ!」
昨日は2時くらいまで起きてたから眠い。いつもは大体11時くらいだし…。
「おはよう…みんな…」
「おはよう、姫♪」
パジャマから着替え食堂に行くと、もうみんな来て食べ始めていた。
私はフランの隣の自分の席に座った。
「眠くないの?」
「はい。別に眠くないですよー?」
「そっか…」
ルッス姐さんも来て席につくと、ボスが口を開いた。
「急だが、明日ジャッポーネに行く」
「…!?」
「…ボス…何でまたそんな急に…」
「あっちで急な任務が入ったからだ。それのついでに美流を紹介してくる」
「紹介って、ボンゴレに?」
「あぁ」
「王子反対」
「ミーもですー」
「オレもだぁ!!!」
3人が突然反対しだした。
「るせぇ…決めたことだ。それとも、かっ消されてぇのか」
「でも…!」
ボスの睨みでおさまるかと思ったら、ベルが引き下がらなかった。
そこで私は、
「私…行くよ?大丈夫だよ。何があっても…」
と言った。そしたら、ベルは渋々といった感じで了承した。
「そうと決まれば!フランちゃん、今日、美流ちゃん借りるわねぇ!」
「えぇー、何でですかー。今日はミーと特訓の日ですよー!」
「まぁまぁ。ジャッポーネに行くのに必要なものとか揃えるのよ」
「フラン…ごめんね…?」
と、ゆーことで…買い物に来ました。私とルッス姐さん。
いろんな物を買った後…
「最後はここよ〜!」
「え…ここって…」
――――――
―――
「ただいま〜!」
「た、ただいま…」
「おかえり姫!…って、どーしたんだよ、その髪!」
「どーしたんですかー?……!!」
「うるせぇぞぉベル…って、どーした美流、その髪っ!!」
「えへっ。どうかな?」
みんなが驚くのも無理はない。何しろ腰辺りまであった長い髪を肩につくか、つかないかって所まで切り、金髪に染めていたんだから…!
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