Second love 〜初恋の人に似てる君〜

□みんなにも…。
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フラン以外のみんなには、ほぼ同時にばれた。


それも、夜ご飯がベルの要望どうりにお寿司になったから、どうせなら一緒に食べよう!と言うことになったからなわけで…。

私がベルを支えながら食堂に入ったのもあるけど、なんか…オーラが漂っていたらしい。(恋人オーラ?)





「おい、明日には日本を経つぞ」

「は?王子まだ傷治ってないんだけど…」

「彼女にでも支えてもらうんだなぁ!!」

「えっ…どうして…」

「あら、見てれば分かるわよ」

「……」

「あれー?レヴィさーん。まさか分からなかったんですかー?」

「そ、そんなわけないだろう!」




レヴィさんがフランと言い合いをしている間に、ボスに近づいて行ったツナ。




「それにしても…急だね…。ザンザス」

「ハッ…もう決めたことだ。用も済んだしな」



「もうちょっといたかったなぁ…」

さらりとそう言ったボスに聞こえないくらいの小さな声で私はそう呟いた。



「分かってたら、もっとご馳走も作ったのに…」

「はひ…。そうですね…」


京子ちゃんとハルちゃんがしょんぼりしていたから、私は元気に振る舞うことにした。


「ま、今日はパーッと騒ごう!さて、何から食べようかな。ベルは何食べる?」

「えっと…それとそれとそれ♪」

「大トロと、イクラとウニね。高いのばっかり。でも、私も同じの食べよーっと」

「ミーも同じの食べますー」

「真似すんなっ!カエル!」

「別にベル先輩の真似なんかしてませんよー。ミーは美流の真似したんですー。どれが美味しいのか分からないんでー」

「そうなの?だったらねぇ…これとかも美味しいよ?」

「美流が美味しいって言うなら信じられますねー。先輩は嘘つくから信じられませんー」

「あ゛ぁ?どーゆー意味だよ!」

「ベル!あんまり派手に動いちゃだめ!ナイフ投げちゃだめ!」

「どっちが年上か分かんないですねー」

「フラン!」






「あの二人が付き合ってても、あの三人組は仲良いわね」

「そうだなぁ…。歳も近いしなぁ…」

「スクアーロ…やけになっちゃだめよ。飲みすぎもダメ」

「なってねぇし、そんなに飲まねぇ!…まぁ、任務の組み合わせはザンザスと相談しなけりゃなぁ…」


楽しい時間はあっという間に過ぎる。ご飯の時間は、本当にあっという間だった。








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