Second love 〜初恋の人に似てる君〜
□いざ日本へ。
2ページ/2ページ
「あの二人、かっこよくない?」
「ね!私も思った〜。え、てかさ、その横にいるの美流じゃない?」
「えっ!?あ、本当だ。おーい、美流〜!」
「あ…ひ、久しぶり…?」
「急に転校するからビックリしたんだよ〜?」
「ゴメン。本当に急だったから…」
「ま、それはいいんだけどさぁ…。その隣の人イケメンじゃーん。どこの人?どこで知り合ったの?」
「えっと…?」
一応暗殺者だし、一般人に紹介してもいいのかと思い、ベルの方を見た。
「オレ、ベルフェゴール。よろしく」
「ミーはフランですー。よろしくー」
「よろしく〜!」
意外にもあっさり自己紹介してしまったから、ちょっぴり拍子抜けしてしまった。
二人も普通に返してるし…。
「う゛お゛ぉい!ベル、フラン、美流!何してやがる!置いてくぞぉ!」
いつの間にか、スクアーロ達はだいぶ離れたところまで行ってしまっていた。
「今行く〜!…じゃ、ごめんね。またいつか!元気でねっ!」
「うん。美流も元気でねっ!」
そう別れの言葉を交わし、スクアーロ達の方に歩きだした。
「よかったー。怒ってなかったー」
「良かったですねー」
「うん」
「あ、そろそろ着くよ。ボンゴレアジト♪」
いよいよだ。一体どんな人達なんだろう…。ボンゴレ10代目と…その守護者達…。
地下に行くエレベーターに乗りこんだ…―――――。
.