ストロボ・エッジ

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「誰、待ってるのー?」


『あの…』

出来れば、そっとしておいてほしい。


「暇なら遊ぼうよー?」

男の人は私の手を掴んだ。


『……私に…さわ…「誰に許可取って、こいつと遊ぼうとしてんの?」


『拓海…』

振り向くと、カバンを持ってダルそうに立っている拓海がいた。


「安堂!いいだろ、今日ぐらい!」


「ダーメ。俺が先約だから、それに誘うなら俺に許可得ないとダメだから。行こ瑠香。」



そう言って私の手を取り、歩き出した。


 




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