我等最強！
□全国試験
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東京のアリーナの森テニスコート。
全国強豪校の女子が集まっていた。
『新部員の皆様は、一番コートへ集まって下さい。ライセンス更新の場合は、三番コートへ集まって下さい。』
「あ、幸村やないか。」
「白石、久しぶりだね。去年の全国以来だっけ？」
「せやな。今年は光も入ったことやし、こっちは負けへんで。」
「ふふっ。あいにくだけど、王者の座を譲る気は毛頭ないよ。」
花が咲きそうなくらいに美人な二人だが、周りの人間は引いている。
「ひどいなあ。僕のこと忘れてない？」
「不二！何時来たんだい？」
「今だよ。僕の所のライセンス更新は、英梨と僕だけだからね。新入部員の女子はいなかったし。」
「桃城君と海堂君がいれば、どうにかなるもんね。」
「あー、早く戦いたいわぁ。全国、楽しみにしとるで。」
「私も/僕も」
女子三人---不二・幸村・白石は、自分の部員を引き連れてライセンス更新をした。
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