長編
□深緑の輝きは癒しと未来を創る光
8ページ/86ページ
ヴィヴィオside
〜ライルがまだ跳ばされてない頃〜
下校時間になって帰ってきたら、フェイトママとニールパパが帰ってきてました。
「おっ、帰ってきたかヴィヴィオ。おかえり!」
「おかえりヴィヴィオ。」
フェイトママはおやつのカップケーキを作っていて、二ールパパは焼きあがったカップケーキにトッピングをしています。
ママとパパどちらも料理が上手いです。
「ただいま。バルディッシュとケルディムもただいま。」
[Hello lady.]
[おかえりなさい、ヴィヴィオ。]
テーブルの上に乗っているバルディッシュとケルディムはいつも私の挨拶に返事してくれます。
ママ二人とパパが揃うのは滅多に無いのですごく嬉しいです。
ママは気分転換を兼ねてレイジングハートと一緒に夕食の買い物に出かけたそうです。
「ヴィヴィオ、出来たぞ。」
どうやらおやつが出来たみたいなのでテーブルに座って三人で手を合わせていただきますをして食べます。
「!?」
と食べていたらニールパパの目が金色に光りだしました。
二ールパパはイノベイターという……よく分からないけど、凄くなりました。
「二ール、どうしたの?」
パパ自身もあまり分からないらしいです。でもあまり気にしてないのがパパらしいです。
「いや、何か感じたんだが……どうやら気のせいのようだな。大丈夫だ。」
パパは心配させまいと笑顔で何も無いことをアピールする。
こういう時のパパは心配させたくないか、本当に分からないかでこういう作ったような笑顔をします。
でも今回は本当に分からないみたい。
という訳で残りのカップケーキを食べちゃいます!
.