BLEACH

□どっち?
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「剣八ってMなのか?」

「あぁ゛?」

「だって、切られてもずっと笑ってるから」

「…オイ、一護。えむって何だ?」

「え、えっと」

説明しろとなると、どう説明したら良いか困ってしまう。

マゾヒストって言っても多分通じないだろう。


「うーん。痛いのが好き、みたいな…?」

「はっ!なんだそれ?俺はただ戦う事が好きなだけだ。」

「だいたいそのエムって言うのはお前じゃねぇか」


「え…何でだよ?」

「痛いの、好きだろ?」

その言葉には聞き捨てならなかった。

「好きじゃねぇよ!!」

「じゃぁ、何でココ噛まれてあんな声出すんだ?」

ココと言って胸の突起に触れられた。

「っん、ァ…バカ!触んな」

「触るな?なに言ってんだよ」

さっきよりも強い力で摘まれる。

「‥あっ、ヤダ」

「さっきエムとか言った仕返しだ」

「何だよ、それっ…」

理不尽だと思いながらも、雰囲気か怖くて言い返す事が出来ない。

「認めろよ、痛いのが好きなマゾヒストだってな」

そんなの認める訳がないと思いながらも、刺激に身体は素直に反応してしまう。


・・・・・・ん?

ちょっと待て、今マゾヒストって言わなかったか?

「お前知ってたんじゃねぇか!!」

「…ヤベ」

いかにもやってしまった、と言う顔をしていた。

今までからかわれていたと思うと、怒りで身体が震える。

「剣八っ!一週間触るの禁止だからな!!」

「そんな堅い事言うなよ」


だが、一護に満面の笑みを向けられ剣八は素直に従うしかなっかた。

そして剣八はSだということを一護は学習した。


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