果てしない脱線鉄道

□失恋
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それでも、思考とは別に熱い涙が次々に浮かんでくる。
震える体に気を許せば嗚咽まで出てきそうで必死に耐える。
泣いていることを気づかれたくなくて、後から溢れて止まらない滴を一度も拭いたりしなかった。
次々に頬から顎に伝い、下に落ちていく。
何度も何度もコナンに謝罪しながら、哀は涙を流した。


「…」

「…」

コナンも哀も一言も喋らず、静か過ぎる長い夜が過ぎていく。




☆☆☆☆☆☆☆

哀→コナン→蘭。
暗すぎる話ですみません。
コ哀としてはこの後の話がすこーしあるのですが、今は書ける余裕がないのでこの辺で。
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