06/02の日記

23:22
ショートショート
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おっちゃんが殺された。
公園で遊んでから帰ったら、階段途中の事務所の扉が開いていた。
おっちゃんは何か鋭利なもので額に一突きされ、事務所の机に俯せになっていた。
トイレや部屋内を探しても凶器らしきものはまだ見当たらない。
事務所の中は何も荒らされていなかった。抵抗した跡もない。
つまり顔見知りの犯行。
茶等の接待するものもなかったので依頼者でもないだろう。
至近距離でおっちゃんが警戒もなく近づける人物。
誰だ?
そう言えば蘭は?蘭は何処に?顔見知りの犯人に騙されて何処かに連れていかれたってことは…?
呼んだパトカーの音が近づいている。今現場を離れるのは…いや。慌てて三階へかけ上がる。
「蘭!…ねえちゃん!!」
「どうしたのコナンくん?」
暢気で明るい声がして拍子抜けする。
「蘭ねえちゃん…シャワー浴びてたの?」
「うん。それよりどうしたの?慌てて」
「それが…。落ち着いて聞いてね蘭ねえちゃん。おじさんが…」
ハッと気づいて凍りついた。まさか、いやそんな訳が…。
考えたくないのに、脳みそがフル回転をする。
「どうしたの?コナンくん」
蘭の一点に目が釘付けになる。
「あ…蘭、ねえちゃん…さっきまで事務所に…いた?」
震える声で聞くと、蘭は残念とばかりな顔をした
「せっかくシャワー浴びたのに」
凶器のツノが蘭の頭の上で怪しく光った…。


〆〆〆〆〆〆

…くだらなすぎてすみません。蘭を見てたら突発に思い付いてしまいました。
まあ、誰もが思いつく目新しいものでもないですが。
あれ、凶器だよね?

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