小説

□4月のはじめ頃の事
1ページ/1ページ

「嫌い、です」



と突然、おずおずとプーチンが言った。



だが、それを聞いたキルネンコは特に動揺することもなく



「・・・ほう」



と余裕の笑みでそれだけ答え、プーチンを壁に追い詰め

何かを言う隙も与えずキスをした



「っ、ん・・・んん」



舌を絡められ、びくりとプーチンが肩を震わす。



「っは、ぁ、きれねんこさ・・・んっ、ゃ」



長いキスから解放されたと思えば、首筋を強く吸われ

それにも反応してしまう。



「キレネンコさんっ、待っ・・・」

「嘘をついた罰だ」

「・・・・っ!!」



ああ、やっぱりバレてるんだ、と思い、

次からは絶対こういう嘘はつかないでおこうと決めた

プーチンだった。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ