頂き物部屋
□酒もほどほどに
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「いたっ」
ドサッと床に打ち付けられた銀時は不機嫌な顔をした。
「何すんの、土方君…酔い、覚めたわ…」
「俺は怒ってんだよ」
自分の恋人を、みんなの前で。そして男だらけの中で。
流石の土方でも耐えきれなかった。
「脱いだこと、怒っているの?」
「…うるせぇ」
「…土方、ごめん」
「……」
コツン、と銀時の肩にもたれる。
「嫉妬しちゃったじゃねーか」
「ごめん」
「もうあんなことすんな」
「うん」
「…好きだ」
「…うん」
二人は少しの間、見つめあっていた。
月に照らされている銀色は、あまりにも美しすぎて見惚れるほど。
そして、約束をするかのように、優しく、キスをした。
『今度やったら本気で許さないからな』
『…因みに何する気?』
『…みんなの前で公開プ『ぜっっったいやらないから!!』