*連載*

□2,寮へ
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先生「じゃぁ今日もしっかり部活に励むように!解散っ!」





解散って!普通、礼!とかじゃないの?




教室のど真ん中の席になった姫月は周りを見渡した。







すると学校が終わったのにピクリとも動かず机に伏せて寝てる人が目に留まった。



先生「お-い、水戸!!浜野に寮の案内してやってくれねぇか!?」






桜木「洋平じゃぁ頼りないだろぅ!こんな奴じゃなくこの桜木が……………いててて!!」






赤木「お前は練習だろうが!!水戸、よろしくな。」




桜木は耳を引っ張られながら赤木に連れていかれた。






『すいません、よろしくお願いします!!
あ…あの、あの人は練習に行かないんでしょうか?』




私は机で寝てる人を見ながら言った。





「あー、まだ寝てんのか。しょうがねぇなぁ。






おぃ、流川!起きろ流川!!」





…ん?流川くん流川くん…なんか聞いたことあるような…。








《流川楓。》



姫月は入学式の時の事を思い出した。






『あ…あの流川くん!?』


並んでる時とか全然気づなかった……みんな大きいから…
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