*連載*
□5,試合
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入学してから1ヶ月が経ち、リーグ決めの新人戦が明日に迫っていた。
相手はそんなに強い相手じゃないらしいけど新しいチームのスタートとなる試合。
『みんなー!頑張ってっっ!!』
チーム状況を秘密にするために練習試合を避けていたから実質、みんなの試合を見るのは明日が初めてだった。
ぃや。
みんなが練習してる時はドリンク作りをしてたり
寮での仕事でまともに練習すら見たことがなかった。
しかし今日ばかりは試合の時につけるスコア表の練習をするため、1日練習を見ていることになった。
やっぱりすごい…………
流川くんとの練習やドリンクを取りに行ったりした時にチラッと見えるみんなの姿を見る限り、素人目線でもかなりのレベルだとぃう事はなんとなくはわかってたけど………
改めて見るとこの人達は私が思っていたよりも遥かにすごい人達だとゅうことがわかった。
私がそんなことに感動している中、
片方のゴールではインサイド,もう片方ではアウトサイドのシュート練習が始まっていた。
────その時。
牧「神!危ない!!」
―――――――グキッ!――――ドスンッッッ!!!!!