*連載*
□7,プチParty
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テストの結果、無事全員が赤点を免れた。
木暮「今日も雨かー…」
6月に入ると雨の日が続き梅雨の時期に突入していた。
『こんな日が続くと何故か気分も落ちてきますよね…なんででしょう…』
水戸「たしかになー。バイト先に行くのもちょっと億劫になってくるし…」
仙道「姫月ちゃんの明るさでみんなの落ちてる気分を払拭してよ〜」
『私がですか〜?う〜ん…』
木暮「あ…そういえば俺、前姫月に料理教えるって言ってたよね?
頑張って作ってみる?」
『いいんですか〜っ!?たしかに最近、作れる料理が決まっちゃっててマンネリ化してたから………
…………みんな、喜んでくれるでしょうかねぇ?』
藤間「おっ!い〜ね〜!!姫月の新しい料理食べたいなー!」
三井「姫月、俺も手伝ってやるからよ!!」
赤木「手伝いは木暮だけで十分だ、お前が行ったら邪魔になるだろ。」
木暮「ははは〜ありがたいけど三井、大丈夫だよ!」
三井「………姫月と二人っきりで料理ができるなんて贅沢な話しだ。」
『贅沢だなんて!小暮先輩が料理の先生になってくれるんですから私の方が贅沢ですよっ!!』
神「今度は俺とスイーツでも作ろうね、姫月ちゃん。」
牧「お前、スイーツなんて作れないだろ。ま、俺はケーキくらいなら作れるけどな!」
桜木「じいがケーキ………プッ」
清田「ちょっ、牧さんっ…何気にアピールするのやめてくださいよっ!!」
仙道「牧さんも意外とちゃっかりしてますね〜…」
木暮「じゃあ今日は俺がケーキも教えてあげる!!」
((((こいつ…なんかうぜぇぞ……))))
『やったぁっ!!そうと決まれば材料の買い出し行ってきましょう!
皆さん楽しみにしててくださいねっ☆☆☆』
赤木「さぁ、練習行くぞ!!」
赤木の声かけでみんなしぶしぶ体育館へと向かっていった。